読書から国語力を育てることばの学校【今月の一冊】

今月のこの一冊

ことばの学校とっておきの
ラインナップの
1冊を紹介します!

1月の一冊

『くいしんぼうのはなこさん』
石井桃子/作 中谷千代子/絵
1,210円 1965年初版
テーマ
子どもの願望
読後感
ユーモラス、どきどき
絵のタッチ
あたたかさぬくもりを感じる。

正月太り、そんなの関係ない!?
『くいしんぼうのはなこさん』

食べものは好き嫌いばかりの、わがままな子牛のはなこさん。
そんなわがままが元で、ある日、はなこさんは大変な目にあいます。
はなこさんは、みんなの分のお芋とカボチャを、ひとやま丸々食べてしまうのです。
体はバルーンのようになってしまい苦しむのです。
みんなが嫌いな、あることをして何とか助かるのでした。

ポイント

のんびりとした牧場。
ユーモラスな子牛の表情。
ふんわりとして、あたたかな絵で表現されています。

絵を見ていると、はなこさんのわがままも憎めなくなりそうです。
お話は「こんな、わがままのしたい放題をやってみたい」という夢を見せてくれます。
最後は、こらしめられる昔話風のお話も、落ち着いて読める理由です。
憎めないはなこさんに会ってみたくなります。