メニュー

読書から国語力を育てる【よくある質問】

よくある質問

よくある質問

読書について

うちの子は家でまったく本を読みません。「ことばの学校」で読めるようになりますか?

ことばの学校では、プロのナレーターによる朗読音声を聴きながら読書をします。黙読だけでは難しい内容でも、朗読音声がその意味理解を助けてくれます。また朗読音声が活字を追う目線の誘導もしてくれますので、多くのお子さまが楽に集中して読書に取り組んでいます。

よい本を買って与えておけば、いずれは家で読むと思うのですが。

読書の楽しさを十分知っているお子さまであれば、自ら進んで本を読みます。しかし、多くのお子さまにとって、優先順位が高いのはサッカーや水泳などのお稽古事でしょう。残念ながら、放っておいても読書に夢中になれるお子さまはごく少数です。

ゲームの攻略本や漫画は読んでいます。とりあえず様子を見てもよいのでは?

攻略本や漫画と、活字が中心の「物語」とは別モノとお考えください。読解力を育て、さらに、知識や教養の原点となる文章は「物語」です。大学生の約半数超が読書時間ゼロ、という状況(学生生活実態調査の概要報告による)において、早い時期から古今東西の良書に触れ、親しみをもたせることの重要性は高まるばかりです。

他の習い事で忙しくて、読書どころではありません。

確かにそのようなお子さまはいらっしゃいますね。そのような場合は春・夏・冬の短期集中講座をご利用になってはいかがでしょうか。
読書習慣は一生の宝物です。良い本に出会う機会を大切にしていただければうれしいです。

効果について

ほんとうに「ことばの学校」で国語力がつきますか?

国語の成績向上にも、もちろんつながります。良書を多読し、その中から語彙力、長文読解力、想像力を育てることは国語力の土台となります。しかし、テストや模試などで得点するためには、解答作成能力の訓練や漢字や文法の学習も必要です。ことばの学校は、読書の楽しみを損ねないためにそうした学習内容は含んでいませんので、別途対策は必要になります。
受講生の声を見る

お金を払ってまで「読書させる」必要があるのでしょうか?

もとより読書が大好きなお子さまなら、その必要はないでしょう。しかし現実にはテレビやゲームに押されて読書にきちんと向き合うことができないお子さまが多いのではないでしょうか。そこで、スポーツやそろばん、習字などと同様、読書もひとつの「習い事」と考え、最適なプログラムを与えてあげる必要があると私たちは考えています。

どれくらい続けると効果が表れますか?

個人差がありますが、早いお子さまでは、ひと月ほどで国語の得点や偏差値に変化が表れます。低学年からの読書の継続が、小学校高学年になって成果となるような、数年かかって花開く場合もあります。大事なことは、それぞれのお子さまの現状から目標設定をすることです。読書が苦手なお子さまなら、まずは読書が好きになること、楽しみを実感できること。読書速度を指標にしてみることも具体的でわかりやすいですね。

感想文が書けるようになりますか?

文章を書く力=作文力の向上には、正しい技術指導と一定期間の練習が必要です。本を読むだけで上達するわけではありません。小学校中学年以降に正しい作文の指導を受けることが必要です。「ことばの学校」は、第一に「良書を多読する」ことを目的としていますので、通常時の授業内では読書感想文の指導は行っていません。ただし夏休みには「動画でらくらく! 読書感想文」をご用意し、各教室で講座を開設しています。
詳細はことばの学校事務局へお問合せください。

本について

1年間でどれくらいの本を読むことができますか?

「ことばの学校」では、以下の一覧のようにグレードごとに30~40冊の図書をご用意しています。1年間の目標冊数は、30冊〜40冊ですが、一冊の本を読む速さはページ数によっても異なりますし、読書速度の個人差もありますので、一概に何冊とはいえません。しかし、ほとんどの生徒がことばの学校の時間内だけで、1年間に40冊以上の本を読みこなしています。

グレード 書籍数 目標速度 目安期間 目安学年
4A 16冊 0.5~0.8倍 2~4カ月 年長(年中)
3A 16冊 0.5~0.8倍 2~4カ月 年長(年中)
2A 18冊 0.5~1.0倍 3~5カ月 年長~小1
35冊 1.0~1.5倍 4~6カ月 小1~3
33冊 1.0~2.0倍 6~8カ月 小2~4
42冊 2.0~3.0倍 12~15カ月 小3~5
39冊 2.0~3.5倍 15~20カ月 小4~6
40冊 2.6~4.0倍 18~24カ月 小5以上
F 41冊 3.0倍~ 18~24カ月 小6以上
G 10冊 古文:1.0倍~
論説文:3.0倍~
6~12カ月 中学生以上
※論説文は中学受験にも対応
290冊 -- -- --

※ 教室に置かれている書籍は、開設時の出版状況によって入手が困難なものがあり、すべての書籍が揃わない場合があります。
※ 読書速度、学年はあくまで目安であり、1人ひとりの読書状況により異なります。
※ Aグレード以降は、各グレード30冊以上が進級の目安ですが、可能なかぎりすべて読了してください。
※ E・Fグレードでは、中学入試・高校入試頻出作品を多数揃えています。これらの書籍は、本来、中・高生~大人を対象として書かれた作品です。

読む本は自分の好きな本を選ぶことができますか?

読みたい本だけを読み続けると偏りが生じます。食わず嫌いのためにせっかくの良書に触れる機会を逃すのは残念です。したがって、ことばの学校では好きな本だけ読んでいい、という指導はしていません。国語のプロが選んだ古今東西の良書を、お子さまの成長に合わせてバランスよく読み進めていただきたいと思います。

どのような本がありますか?

お子さまが楽しく興味をもって読みすすめられるものを厳選して揃えています。また、入試に頻出の話題の図書もあります。ジャンルとしては基本的に物語・小説が中心になっていますが、説明文や伝記文などもあります。ご家庭では、なかなか本を読まないお子さまも「ことばの学校」に通えば、たくさんの良書を読むことができます。詳細は、「図書ラインナップ」をご覧ください。

学習法について

「速読」と「速聴読」の違いは何ですか?

速読教室は眼球運動や三行同時読みなどのトレーニングを主体とする読書速度向上が目的のプログラムで一定の読解力が身についている方に効果を発揮します。一方、「速聴読」の目的は、読書が苦手な子や年齢の低い子でも読書が楽しめること。そして読書を通して語彙力・長文理解力を高めること。この点が大きく違います。
ただし、速聴読も続けていくと読書速度が上がり、中学高校入試に必要な速読力は十分に身につくのでご安心ください。

そんなに速く読んだら、せっかくよい物語なのに感動が薄まりませんか?熟読こそ読書の楽しさでは?

一般的な速読法では感情移入することよりも、書かれている情報を短時間にたくさん拾うことを主眼に置いているので、深く味わいのある読書とは対極にある読書法と言えます。しかし「ことばの学校」は読書ワークを併用することで、内容についての理解を深めることも重要視しています。その意味で、速く読んでも熟読は可能と言えます。

このウェブ上で、音声の試聴や速聴読の体験はできませんか?

読むとくメソッドⓇは、速聴読、読書ワークなどを指導者の元で実施することで最大限の効果を発揮します。そのためウェブ上でのご体験用ページはご用意しておりません。実際にお近くの教室でご体験いただくことをお勧めしています。教室のご案内や、お近くに教室がない場合など、0120-346-149までお気軽にお電話ください。

朗読音声がないと、読書ができなくなりませんか?

いいえ。朗読音声は低倍速から始めて徐々に高倍速(4倍以上)へと成長していきます、そのプロセスを経ることで、速く黙読し、かつ、内容理解ができるようになります。その時点で黙読の精度と速度が格段に上がっているので、朗読音声がなくとも、読書速度が落ちることはありません。このことは、「読書指数®診断」でも実証済みです。

受験対策について

入試対策になりますか?

入試で求められるのは、初めて読む文章をその場で理解する力です。それは、ふだんからたくさんの書物、文章に触れ、様々なジャンルの文章に対応できる読解力であり、将来に生きる言語力です。その源は読書力であり、対策以前にもっとも重要なものです。なお、E・Fグレードを中心に、中学入試、高校入試で出題頻度の高い作品をも揃えていますので、読書として楽しみながら、入試にも対応することができます(入試に出ていることばの学校ラインナップはこちら)。

中学受験にはどのくらいの読書スピードが必要でしょうか?

例えば麻布中学の国語。8000文字前後の問題文に対して十数問の設問があります。設問のほとんどは記述解答式で、中には100文字を超える論述問題もあります。試験時間60分、解答の記述に30分を要するならば、予備に10分、問題文を2回読むとして、一通り読むのに割ける時間は10分。
つまり<800文字/分>のスピードです。「ことばの学校」の速度では<3倍速>が相当します。一般的な大人の速度が<2.5倍速>ですから、それより少し速いということになります。

通信教材について

家庭用通信教材はやっていますか?

現在のご時世も鑑み今後変更の可能性もございますが、現在はお教室に通っていただいてのご受講のみとなっております。

読むとくメソッド®が
利用できる教室はこちら