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読書から国語力を育てる「ことばの学校」

ことばの学校ブログ

【大学入学共通テスト 国語について】ことばの学校で読める本が問題文に登場!!

大学入試改革でセンター試験から大学入学共通テスト(まだ呼びなれませんね…)に
変わり2回目のテストが実施されました。
センター試験の日は何故か毎年、関東地方でも雪が降る印象がありますが今年は比較的穏やかな天候で、
その点は受験の神様も今年は優しかったですね。
さて、では本題ですが今回の共通テスト国語、特に現代文について、
ことばの学校担当から見た所感を書いてみたいと思います。

大手予備校の平均点予想や受験生のツイート等を見ると昨年度よりも難化したようですね。
ただ素材文の難度が高いというより、昨年度も見られた複数のテキスト(文章)を総合して解答する問題や、
読後のまとめノートを完成させるなどの出題形式が苦戦した要因の一つだと思われます。
しかしこれは入試センターが事前に示した

“異なる種類や分野の⽂章などを組み合わせた複数の題材による問題を含めて検討”
<令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト問題作成方針 令和2年1⽉29⽇より抜粋>

という作成方針に合致しているので、今後もこの形式は踏襲されるはず。日頃からこうした問題に触れて対応力を磨いていきたいですね。

一方、古文・漢文は時間をかければ十分に正解できるレベルと思われるので、
現代文で如何に時間を節約できるかということは高得点に向けた大切なポイントです。
また他の科目も処理すべき文章量は膨大で「正確に速く」理解する力が益々必要になっています。
この「正確に速く」というのが重要で、所謂速読術のように
文章全体を視覚情報として捉え要旨を掴むのではなく、
一つひとつの語句や文脈を正しく理解出来ないと、入試のように巧妙に作られている選択肢を確実に取捨することは困難なのです。

ことばの学校の読むとくメソッド®は、無理なく徐々に読書スピードを上げていける朗読音声を聞きながら
一冊まるまる本を読み、活きた形で触れた言葉をワークで定着していけるので
「正確に速く」読む力を付ける最適な方法だと、こうした入試問題を解くたびに実感します。
ちなみにことばの学校書籍ラインナップには古今東西の良書が揃っており、
今年の問1素材文でも引用されていた「よだかの星(宮沢賢治)」も低学年で読む方が多い
Bグレードで登場するので、ことばの学校に通っていた受験生には有利だったかもしれませんね。

来るべき入試に向けた学力がどれだけ伸ばせるかは、
小中学生である今が左右します。ローマは一日にしてならず、です!

 

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