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読書から国語力を育てる「ことばの学校」

ことばの学校ブログ

これぞ!入試問題(市立南④)

「こちらのブログ」の続編です。

神奈川県の公立中高一貫の横浜市立南高附属中(2014年)では
出題がなんとそのまま「読書」をテーマとしています!

出題は、村上陽一郎(東大名誉教授・科学史)の「読書を楽しもう]という文章に続けて、
2つ目の文章として、池上彰(ジャーナリスト)の「ニュースの読み方」が示さた後の設問では
以下の4名の言葉を村上、池上それぞれの文章に近い内容かを分類するものでした。


本を読むことが、読書なのではありません。
自分の心のなかに失いたくない言葉の蓄え場所をつくりだすのが、読書です。

(詩人 長田弘)


何を面白いと思うかは人によって違うものだが、
面白さの感じ方多読によって鋭くなる。

(天文学者 加藤万里子) 

3 
読書、なかんずく小説を読む喜びは、
もうひとつの人生を経験することができる、という点にある。

(作家 山本周五郎)


読め 読め 読め。何でも読め。
駄作も古典も良しも悪しきも
そしてそれらがいかに書かれているかを理解するのだ。
ちょうど親方に学ぶ見習い大工の如く。
読め。吸収するのだ。そして書け。

(小説家 ウィリアム・フォークナー)