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読書から国語力を育てる「ことばの学校」

ことばの学校ブログ

本の中の四字熟語①

オノマトペや慣用句同様に、本の中にはたくさんの四字熟語が登場します。

今日紹介する本は、「12歳たちの伝説(3)」(後藤竜二 作)

いじめ、学級崩壊。現代の学校のみならず、社会全体が抱える煩悶。

作者の視点には賛否両論あるはずです。しかし、なにが正義でなにが悪なのか、自分はどうこの問題に向き合うのか?

大人、子どもを問わず、ぜひ、ご一読いただきたいシリーズです。

さて、この本の中には、「四字熟語」が多く登場します。

今日は、その中から、第三巻に出てくる四字熟語をご紹介しますね。

42ページ 2行目
「以心伝心とか言うけど」

43ページ 10行目
「社交辞令かな?」

65ページ 2行目
「ぼくはちびの頃から優柔不断で」

89頁 14行目
「去年はゴタゴタして、孤立無援みたいな気分になって」

本を読むとき、こうしたことばの意味を考えながら読む、知らないことばに出会ったら
専用のノートを用意して、書き留めておく。
そんな習慣をつけるだけでも、ことばの力はうんと高まっていきますね。

本の中はことばの宝箱です。