これぞ入試国語②
慶応義塾中等部編
9月に入りました。早いところではもう先週から夏休み明けの授業がスタートした
学校も多いでしょうね。
夏休みはどのように過ごされましたか?
夏休みの宿題はつつがなく終えられましたか?
夏休みの間、本を何冊読みましたか(笑)
さて、今日の「これぞ入試国語」は、「慶応義塾中等部編」です。
この学校の国語の問題を語りだすときりがないのですが、
ありとあらゆる国語の「知識」と「速読力」が要求される試験です。
記述問題はほとんどなく、どれだけ国語の関する教養があるかを問われます。
今日は、2013年に出題された問の中から1つ、「ことばの用法」に関するものをご紹介します。
次のア~ケの文には、ことばの使い方に誤りがあるものが四つあります。
ア 世間を騒がせた事件の真相が明るみになる。
イ 何を言ってもまともに相手にしてもらえず、とりつく島もない。
ウ 彼は気の置けない友人なので、腹を割って話すことができる。
エ 君に教えてもらった答えだけど、実際は違かったよ。
オ かつての友人の活躍を風のうわさに聞く。
カ 彼は押しも押されもせぬ球界の四番打者だ。
キ 明治の文豪(ごう)である漱石は、先見の明がある作家だった。
ク 第一志望の学校に入学するため、寸暇を惜しまず学問に励む。
ケ 有名人の突然の訪問で、会場は上を下への大騒ぎとなった。
実際の問題では、四つの記号の組み合わせが、1~9まで選択肢として用意されていますが、
それでも結構難しいですよ。
いかがでしょうか。ふだんからことばの正しい用法を意識していないと、こうした問題に対応する国語力は
国語の授業だけでは、なかなか身に付きませんよね。
(どれも合っているような気がする、、、、)というつぶやきが聞こえてきそうな、、、。
答えは、近日中(予告なし)にアップしますので、お見逃しなく!