『ドリトル先生』シリーズをご存じでしょうか?

『ドリトル先生』シリーズをご存じでしょうか?
動物のことばを話せる獣医・ドリトル先生の活躍を描いた不朽の名作です。
読んだことはなくとも、本屋さんや図書館などで、一度は目にしている方が多いのでは。

この物語は、作者のヒュー・ロフティングが戦場から我が子に書き送った物語がベースに
なっています。独特の挿絵も、ロフティング自身が描いています。
全編を通じて流れる温かさは、そういった点が関係しているのかもしれませんね。

さて、この『ドリトル先生』に「Pushmi-pullyu」(原作)という名前を持つ、
双頭のヤギのような、不思議な動物が登場します。
そのまま訳すと「押して-引いて」ですが、
これを井伏鱒二は「オシツオサレツ」と名付けました。
https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/11/7/114021-.html

その後、様々な方が『ドリトル先生』を翻訳してきましたが、
ファンとしては「Pushmi-pullyu」をどう訳すのかが一番の関心事。
角川つばさ文庫版では、
河合祥一郎が「ボクコチキミアチ」(ぼくこっち、きみあっち)と訳し、
なるほど~!と思わず手を打ちました。
http://www.tsubasabunko.jp/special/pop-dolittle.php

皆さんなら、「Pushmi-pullyu」をどう訳しますか?
考え始めると、意外に夢中になってしまうので、ぜひ挑戦してみてください。

そうそう、直近では、分子生物学者の福岡伸一が『ドリトル先生航海記』を翻訳しています。
『ドリトル先生』シリーズを読んで博物学者を目指したと言う彼の新訳も、とっても素敵です。
http://www.shinchosha.co.jp/book/591001/

ドリトル先生_2

ドリトル先生_1

 


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