<ANDゼミナールからのお知らせ>豪華客船は海のもずくとなって消えた??なぬっ?

こんにちは、ANDゼミナール(アンドゼミナール)です。ANDゼミナール(アンドゼミナール)は日本橋人形町にある塾です。

今日のお題は・・・

①豪華客船タイタニックは嵐の中、海のもずくとなって消えた?

え?何言ってるの?これを見て笑った人、おかしいなと思った人は正常。思わなかった人は国語力を鍛えた方が良いかもしれません。
海のもずく?モズクって食べ物でしょ。

正しくは「海の藻屑となって消えた」ですね。藻屑とは海藻が細かく砕けたくずのことです。
豪華客船も粉々に砕けてしまった、という気持ちを表す表現です。でも、結構こうした言い間違い、勘違いってやってしまうんですね。

こんな表現もよく聞きますね。

②おいしい料理を食べて舌づつみを打った。

どこがオカシイ?実は・・・舌づつみって言葉はないんですね。正しくは「舌鼓を打つ」です。
鼓、日本に古くからある、あの小さな太鼓です。あの鼓を打つように舌を鳴らす、それが舌鼓。

大辞林第三版では「おいしい物を味わった満足感を舌を鳴らして表す」と説明しています。

話をしていて、皆さんよくやらかすのが、空港やら駅の通路についているエスカレータみたいなもの、乗っかるとグーンと運んでくれて、楽ですよね。
これをうっかり・・・

③歩く歩道・・・?

歩道はどこだって歩くもの。「動く歩道、」って言いたいんですけど、ついつい「歩く歩道」って言ってしまう人いませんか?

こういう言い間違いって、そもそも使い方を間違えて覚えてしまったものとか、正しく使おうと思っているのにはずみで間違った言い方をしてしまうこととか、原因はいろいろ。

もう少し見てみましょうか。

④巨人の菅野投手は、前回の汚名挽回とばかりに、この試合は初回から全力投球を続けた。

「挽回」って取り戻すって意味ですね。汚名を取り戻してどうすんの?という話。

正しくは「名誉挽回」あるいは「汚名返上」。この二つが奇妙に合体してこんな言葉になってしまったんです。

テレビを見ていると、アナウンサーやコメンテーターも間違って使っている例がありますよ。

⑤大型で強い台風21号は瞬間最大風速40メートルで各地に多くの被害をもたらした。

これ、どこがオカシイ?実は瞬間最大風速って言葉はないんです。短時間の風速を瞬間風速、その最大のものが最大瞬間風速。
Wikipediaから説明を引用すると

[日本国内において単に「風速」という場合、地上気象観測では、地上約10メートルの高さにおける10分間の平均風速を表し、0.25秒ごとに更新される3秒(12サンプル)平均を瞬間風速という。 ]

⑥経団連は大学生の就職活動に関して制限を撤廃しようとしている。これは青田刈りを助長するだけだ。

青田刈り。まだ稲が実らないうちの穂先が青い状態。実る前に刈り取ってしまおう、という、言ってみればフライングですね、
そういう状態だから青田刈り。どこが悪いんだ!?って悪いですね。
正しくは「青田買い」です。
ちょっとこれもWikipediaから説明を引き写すと

[青田買い(あおたがい)とは、農業においては、その年の稲の収穫前に収穫量を見越した上で先買いすること。本来は先物取引の一種である。
このことから転じて、企業が新入社員の採用を行う場合に早い段階から学生に対して内定を出すこと]、だそうです。

実は青田刈りという言葉もちゃんとあるんですね。ただし、戦国時代に城の周囲の田畑がまだ青いうちに刈り取って収穫を減らしてしまおうという戦略だそうです。青田買いとは全然意味が違います。

⑦階段から落ちた痛みの大きさに太郎は思わず眉をしかめた。
これはちょっと変だぞ、ってわかる例でしたね。
不快な感じを表すのは「眉をひそめる」。苦痛にあえぐのは「顔をしかめる」ですね。

このように二つの別の表現が、何かのはずみで奇妙に合体してしまい、誤用が生まれる、ってけっこう多いですね。

例を挙げればきりがありません。(何かの折にまた誤用例を特集するつもりです。)ただここまででお気づきのことと思いますが、

言葉は仮に誤っていても大多数の人が使うようになれば、それが正用法となってしまいます。

⑧あのレストランは俺たちサラリーマンには敷居が高いよなぁ。

「敷居が高い、」これは本来[不義理や面目の立たないことがあって、その人の家に行きにくい]という意味でした。
つまりこちら側に何らかの責任があって行きにくい、という意味でした。
ところが今ではこの用例のように、[高級過ぎたり、上品過ぎたりして、入りにくい意味]に転用されています。(国立国語研究所 コーパスを利用した言葉の意味・用法の変化の研究  より)
だからといって何でも変えて構わないというわけではありません。やはりもともとの意味を知ったうえで、意味の変化に対応する、基本は正用法ということは変わりませんね。

日本語って、いえ、言葉って本当に奥が深いですねぇ。

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